毎朝欠かさずに食べてる納豆のお話

私は毎朝欠かさずに納豆を食べている。

好きだから食べているわけでもないのに、かれこれ20年ほど毎朝食べている。

なぜ好きでもないのに毎朝食べているのか?

それは母が亡くなった平成15年の晩秋から始まった。

平成11年に父を亡くし、同15年に母を亡くし、実家に一人で暮らさなければ

ならなくなった私は、毎日の食事をどうするか?考えた。

ある雑誌で、昔、中曽根内閣の時に行財政改革の責任者として活躍した元東芝の会長、土光敏夫さんが大会社の社長で裕福なのに質素な生活をしているという記事の中で

毎朝、必ず(魚の)メザシと菜っ葉に味噌汁という質素な生活をしているという記事を目にし、これを真似しようと思った。

毎朝、メザシはちょっと真似出来ないので、身体に良いものは何か?と考えた時に

頭に浮かんだのが納豆だったのだ。

それ以来、毎朝毎朝、納豆に味噌汁を食べる習慣が始まったが、最初は何も入れずかき混ぜずにそのまま食べていたのだが、何もかけなかったらさすがに味気ないので

添付されてるタレをつけるようになった。

メーカーによっていろんなタレがあるので各メーカー色々味わったが、

一番のお気に入りは、卵かけご飯の味がするタレだ。

毎日食べても全く飽きない。

そのタレの納豆がない時は、100均で売ってるダシ入りポン酢をかけている。

かれこれ20年。

自分でもよく飽きずに食べられるなぁと思う。