映画やドラマの名セリフと言われると、数々あってどれも捨てがたいって
感じですが、私が一番好きな、そしていつまでも忘れないセリフを
一つご紹介させていただきます。
「犬死にせしもの」という映画。
邦画ですが、何年前に見たのかな~?
かれこれ30年近く前になるのかな?と思って調べてみたら
原作が1982年、西村望さんの作品。
(原作も読みました)
井筒和幸監督によって映画化されたのが1986年でした。
記憶というのはいい加減なものですね。
だいたいのあらすじを書くと、戦後の混乱期、瀬戸内で跋扈した
海賊のお話ということになります。
海賊の親分筋に当たる男に囲われていた女性(今井美樹さん)を
真田広之さん、佐藤浩市さんのお二人が助けるというストーリーの中で
真田広之さんがラスト近くのシーンで吐くセリフが
しびれるほどカッコいいんです。
「戦争でひろた(拾った)命・・・・・女にくれてやらぁ」
男なら一度は言ってみたいセリフです。
惚れた女のために戦う。
そんな男でありたい。
そう思いました。
でも人生の中でそんな場面今まで一度も訪れてないんです。
惚れた女のために命を捨てるなんて、人生であるんでしょうか?
という素朴な疑問はありますが、
現実にあるかないかはどうでもいい!
男として、こんなにカッコいいセリフはない!
そう思った瞬間でした。