何歳ぐらいだかはっきりと覚えてませんが、まだ小学校に行ってない時期なので
3歳か4歳ぐらいだったと思いますが、うちの周りはまだまだ田舎でした。
田んぼや畑はないんだけど「野ツボ」と呼ばれる、人間が出した糞尿を溜めておく
大きな大きな入れ物がありました。
入れ物という誤解されるかもしれません。
地面に穴を掘ってコンクリートで固めてある、というとわかりやすいかな。
糞尿をある程度溜めて作物の肥料にするのです。
ある日、そこを通りかかった時、モーレツに小便がしたくなりました。
前からここで小便をしたかったというのもあり、ズボンを下ろし、
出し始めたのです。
我慢していたわけではないのですが、出るわ出るわ
こんなに出るの?って笑ってしまうぐらい出てくるのです。
いつになったら止まるんだろ?
最初は野ツボの底が見えていたのに、だんだん溜まってくるじゃありませんか。
うわぁぁぁ
もう溢れそうやぁぁぁ
と叫びそうになった時、眼が覚めたのです。
そうです。
夢を見てたのです。
布団の中には池が出来ていました。
やってしもたぁ
どうしよ・・・
という苦い思い出が50年以上経った今でも消えてなくならない
記憶ですね。